営業研修その10 ― ホウレンソウ(報告 連絡 相談)

ホウレンソウ

ビジネスで必要とされるものに「ホウレンソウ」があります。
これは営業に関しても同じだといわれています。
ホウレンソウというのは「報・連・相」、すなわち「報告・連絡・相談」のことです。
仕事をする上では、自分の仕事の経過に関して、報告・連絡して、問題があれば相談しなければいけないといわれています。
報告というのは、仕事の経過や結果に関して、上司に知らせることで、情報の流れとしては、部下から上司へと上がっていきます。
連絡というのは、新しい情報や事実を知らせることで、関係者全員で共有することが目的です。
相談は、判断に迷う事柄に直面したときに、上司などの判断を仰ぐことです。
連絡

ホウレンソウもほどほどに

上記のホウレンソウは営業に関しても重要なものではありますが、上司が営業マンの動きのすべてを逐一把握しないと気がすまないような場合は、ホウレンソウに時間や労力をとられてしまって、ちっとも仕事が進まないということもありがちな話です。
部下の営業マンからすれば、上司から事細かに報告することを求められているということは、それだけ自分のことを信用していない証拠だと受け止めてしまいます。
外回りのために会社を飛び出した営業マンが一日何をしているか分からないのは、確かに不安ではありますが、報告のために、本来の営業の時間が削られてしまうというのでは本末転倒となってしまいます。
すべて報告するか、まったく報告しないかという中間に程よいバランスがあるのでしょうが、その按配はなかなか難しい問題です。

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