営業研修その13 ― 応接室への案内

滅多にしないけど

営業マン自身が来客の応対をすることは、そんなにはないことかもしれません。
いつもは営業に出かけていって、来客として対応されるほうでしょう。
しかし、いつ自分が来客の対応をしなければいけなくなるか分かりませんから、基本的なマナーとしてもう一度振り返って見ましょう。
応接室

応接室にご案内

来客の応対の仕方は、営業に出かけた先で相手が自分に対してどのように応対しているかを観察して、自分が応対するときにはそのとおりに行えばよいわけです。
応接室に案内するときには、お客様の斜め前に位置して歩きます。
自分だけ颯爽と歩いていって、お客様を置いてけぼりにしてはいけません。
相手が付いてこれる自然なスピードで歩きましょう。

階段

階段の上り下りをするときは、お客様が手すり側になるように誘導します。
原則としては、お客様より上に立ってはいけないので、下りではそのまま自分が先に立ちますが、のぼりの場合は、お客様を先にして上っていくことになりますが、そこまで気にするお客様はどのくらいいるでしょうか。
上りの場合も自分が先に上って行くほうが自然かもしれません。

エレベーター

エレベーターに乗るときは、お客様を先に乗せます。
中に入ったら、お客様が左奥、自分が操作パネルの前に立ちます。
降りるときは、ドアの「開」ボタンを押しながら、お客様を先に降ろします。

応接室に到着

応接室に着いたら、ドアをノックして「失礼します」といいながらドアを開けます。
誰もいないことを確認して中に入りますが、入り口のドアはもちろんお客様のために自分がおさえておきます。
ドアが内開きか外開きかによって、先に入ってドアを押さえるか、お客様を先に入れて自分が外からドアを押さえることになります。
上座をすすめて、退出するときはドアの前で「失礼します」と一言お辞儀をして退出します。

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