営業研修その3 ― 内勤営業

中で営業

営業のうち、一日中会社の外に出て会社や家庭を訪問して回る外勤営業に対して、一日中会社の内にいるままで営業を行うものを「内勤営業」といいます。
外勤営業がこちらから家庭や事業所を訪問するのに対して、内勤営業は自社の窓口にやってきたお客様や電話を掛けてきたお客様に対して営業を行うものです。
電話

モノを売るのが目的

内勤営業と外勤営業は、外に出ない、出る、という違いこそありますが、お客様に働きかけて自社の商品やサービスを売るという点に違いはありませんので、両者に本質的な違いはないといってよいでしょう。
したがって、内勤営業においても、こちらから相手に働きかけて、商品やサービスを買う気になってもらわなければいけませんから、それ相応のコミュニケーション能力が必要となってきます。
電話の場合、外勤営業のように対面で相手の反応を見ながらの対応ではありませんから、声音だけで判断していかなければいけません。
その意味ではむしろ内勤営業のほうが高度なスキルが求められるとも言えます。

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営業研修その2 ― 外勤営業

外勤は外回り

営業
営業マンが会社の外で仕事(営業)をするか、会社の中で仕事(営業)をするかによって、外勤営業と内勤営業の違いがあります。
外勤営業は、「お外でお勤め」という字のごとく、会社から出て、法人の事業所や個人宅を訪問していきます。
そのため、外勤営業のことを「外回り営業」といったりもしますし、一般には外回りと呼ぶことのほうが普通かも知れません。

足で稼ぐ

とにかく外回りをしなければいけない外勤営業マンは体力勝負の面があることは否定できません。
一日中歩き回るわけですし、あるいは移動が社用車や公共交通機関であっても結局は体力がものを言います。
そのため、取っ掛かりとしては、体力に自信があるほうが外回り営業マンに向いているといえるかもしれませんが、この点に関しては、毎日外回りを繰り返していれば、すぐに体力の不安は解消していきますから、身体的な不安に関してはあまり気にする必要はないのかもしれません。
むしろ見落としがちなのが、外回りの場合、実際にお客様のところを訪問することになりますから、身だしなみに気をつけなければいけないということです。
何件も訪問してくたびれた姿でお客様に会うわけにはいきません。
自分からすれば何件も回ったあとであっても、お客様からすればこちらの事情は関係ありません。
したがって、どんなに疲れていてもいつも明るくさわやかな姿でいなければいけないのですから、肉体的よりも精神的タフネスさを要求されるともいえるでしょう。

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営業研修その1 ― 営業職の種類

営業いろいろ

営業マン
営業、営業、と一般にはひどく簡単に「営業」という言葉でひとくくりにされていますが、もちろんそんなに単純なことはなく、営業にも種類があります。
まず、大きく分けて、営業を働きかける先が、個人なのか法人なのかの違いによって、個人営業と法人営業に分けられます。
次に、営業を働きかけるのが始めての相手か、すでに何度か取引のある相手なのかの違いによって、新規開拓営業とルート営業に分けられます。
営業マンが会社の外に出て行って、直接お客様のところに訪問するものと、営業活動を会社から外に出ずに行うものとの違いによって、外勤営業と内勤営業があります。

具体的には

営業職は、以上に上げたものだけでなく、ほかにも種類はありますが、大まかに分類すると上に上げたものとなります。
それぞれ組み合わせによって、何通りものバリエーションがありますから、営業の種類は数え切れないほどの種類があることになります。
具体的には、法人営業のルート営業を外勤で行うもの、あるいは。個人営業の新規開拓を内勤で行うもの、といったバリエーションが考えられます。
営業マンとして行うことになる営業スタイルは会社によって違いますから、会社によっては、上に上げたようにはっきりと区別されているわけではなく、新規開拓とルート営業を一人の営業マンにやらせることも当然ありますし、法人と個人を顧客としている会社もありえます。

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