営業研修その27 ― 退社

家に帰る

退社
営業に精を出して、一日の仕事が終われば家に帰ることになります。
したがって、ここで「退社」というのは、「退職」のことではなくて、日々の業務が終わってからの退社のことです。
いつも定時に帰れればそれが一番いいのはもちろんですが、営業マンにとっては毎日定時に帰ることは非常に困難な問題だといえるでしょう。
中には、家に帰るのは着替えをとりに行くのが目的、という営業マンもいるかもしれません。
何より、外回りから戻ってきた時点で定時を過ぎていた、などということがざらにあるものです。

退社

定時であろうと、残業であろうと、退社の仕方にもマナーはあります。
黙っていつの間にかいなくなるのは論外で、まだ会社に残っている人に「お先に失礼します」と一言あいさつをします。
退社するときは、その日の仕事を終わらせたことを確認し、可能なら翌日のスケジュールを確認します。
前日から翌日の段取りを決めておくことで、翌日の業務をスムースに行うことができますし、業務の効率化は必ずや早い退社時間をもたらしてくれます。
また、机の上を整理して、ゴミ箱を空にしておくと、翌朝気持ちよく仕事に入ることができます。

残業

残業をする場合は、何時までに終わらせるかを意識していないといけません。
自分でリミットを設定しなければ、最終的には会社と自宅のどちらに住んでいるのかが分からなくなってしまいます。
営業イコール残業のようなところがありますので、早く帰ろうとするなら、そのための計画を事前に立てる必要があります。