電車にも座席はあります
営業マンたるもの、基本となる知識は、どんなことでも見落としてはいけません。
特に席次に関しては、知らなければまったく分かりませんから、きちんと日ごろから準備しておくしかありません。
座席がある限り席次の問題はつきものでありまして、日々の営業の中で上司やお客様と電車に乗る場面が出てくることがあります。
営業マンにとっての最大の営業相手である上司と次に大事なお客様と電車に乗るのですから、そつなく着席をこなさなければいけません。
もっとも、席次がそつなくこなせたところで昇進できたり契約が取れたりするわけではありません。
窓側が上座
電車の席次は、原則窓側が上座となります。
2人掛けの座席の場合は、窓側が上座、通路側が下座となります。
4人掛けのようなボックス席の場合も窓側が上座となりますが、この場合の注意点は、電車の進行方向を正面に見る座席が上座で、進行方向に背中を向けるほうが下座となることです。
したがって、順番は、進行方向に正対する側の窓側、通路側、そして、進行方向に背を向けるほうの窓側、通路側となります。
ただし、以上のことは原則なので、席に着く前にお客様や上司の意向を確認します。
お客様の意向を無視してまで原則にこだわるほうが失礼にあたりますので、細かい気配りを示すことで印象をアップさせるチャンスだと考えましょう。
営業マンはいかなる場面であっても自分を売り込む意気込みでのぞみましょう。