営業研修その18 ― 名刺交換

名刺交換

名刺交換
営業マンの必需品の一つに名刺があります。
名刺交換を上手に行うことも営業マンの必須スキルですので、きちんと名刺を渡せるようにしなければいけません。
営業マンの名刺交換、といっても、普通の名刺交換の方法と特段違いがあるわけではありませんので、取り立てて難しいことはありませんが、名刺交換が上手にできないようでは、その後の商談に入っていくことができないことにもなりかねないことを考えれば、もう一度基本から思い出す必要があります。
飛び込みの営業マンにとっては、名刺交換をするということは、最初の訪問段階で追い払われなかったのですから、第一関門を突破していることになります。
相手はこちらに少しは興味を持ってくれたということです。
したがって、名刺交換によって相手の気持ちをつかみに掛かりましょう。

やり方

名刺はあらかじめ名刺入れから取り出しておきます。
もちろん、営業で訪問するときから手に持っておくのはいけませんから、胸ポケットに入れておきます。
まずは、訪問してすぐに挨拶をして、相手が名刺を受け取る気になっているなら、名刺を渡すことになります。
名刺は両手で持つようにしますが、相手も名刺を出してくれている場合、自分の手に持っている名刺は、相手よりも下の位置で持ちます。
渡す前にきちんと社名、部署、名前を名乗ってから、名刺を渡すようにします。
相手と名刺を交換するときは、片手で渡して、もう一方の手で受け取ります。
基本的に、右手で渡して、左手で受け取りますが、相手が左手で渡してきたならこちらも左手で渡します。
受け取った名刺も両手で持ちます。
そのときは、名刺を胸の高さほどに上げておきます。
名刺は、会談が終わるまでしまってはいけません。