営業研修その23 ― 電話応対

掛かってきた電話

電話
営業マンであっても、社内にいれば電話がかかってくればそれに出ることがあります。
掛かってきた電話は、ナンバーディスプレイに対応した電話機を使っていて、電話機のモニターに電話番号が表示されない限り、誰から掛かってきたか分からないのが普通ですから、大体いつも同じように対応します。
すなわち、自社名を名乗ってから、相手の名前と用件を確認するだけです。
外回りの営業マンにとって、出先で掛かってきた上司の電話には出たくないのが本音かもしれませんし、自分の携帯電話なら居留守も使えますが、社内の電話でそれをやるわけには行きません。

電話の掛け方

営業マンとしては電話は受けるよりも掛ける方が多くなるかもしれません。
電話をかけるときも、基本的にはこちらの社名と名前を名乗り、用件を伝えます。
営業マンが会社相手に電話を掛けるのは、面談のアポイントをとることが目的ということが多いでしょうから、明るく元気な声で話すようにしましょう。
最初に電話に出た相手が目的の相手かもしれませんし、ひょっとしたらその上司かもしれません。
ぞんざいな対応で心象を悪くしては意味がありません。
したがって、常に営業マンは自分をよく見せる努力を怠ってはいけません。