営業研修その15 ― 会議室・応接室の席次

席次

営業マンなら覚えておきたいマナーとして、席次があります。
席次というのは、平たく言えば座席への座り方のことで、ビジネスシーンで席に着くといえば、会議室だとか応接室だとかの席のことですから、会議や応接の場合にどの場所に座るかということになります。
そもそも、ビジネスマナーとしての基本ですから、これを知らずに間違った位置に座ってしまうと、それだけで非常識な営業マンだと思われてしまいます。
間違えたのが社内の会議の場だったら、上司の評価が下がるだけで済みますが、これが商談の相手との面談であったりすると、ちょっとまずいことになります。

会議室

会議室
会議室では、出入口から一番遠い席が上座となり、会議の場合なら、そこに司会者(議長)が座ることになります。
以降、地位が高いものから司会者の右手、左手、右手、左手という順番で徐々に入り口に近づいていく形になります。

応接室

応接室の場合も、基本的には会議室の場合と同じで、出入口から一番遠い席が上座となります。
ただし、応接室の場合、座席がソファーということがあります。
その場合は、長ソファーが上座、一人がけのソファーが下座となります。
自分が営業で客先に訪問して応接室に通された場合、原則として下座の末席に座りますが、相手に席を勧められた場合は、その座席に座ります。